■学会からのお知らせ「大震災関連」(7)
-- 大震災に関する GSJ/EAG/GS ジョイントステートメント --

8月中旬にプラハで行われた今年のGoldschmidt会議において、福島第一原子力発電所事故関連のセッション (Fukushima Review) がプレナリーセッションとして開催されました。本セッションは、日本地球化学会 (GSJ)、ヨーロッパ地球化学連合 (EAG)、(米国)地球化学会 (GS) の3学会の主催として行われたものです。

セッションに合わせて3学会の会長名でステートメントを発表することが計画され、セッション終了後に会場で公表されました。その内容について3学会のホームページで公開することも合意され、日本地球化学会では去る9月13日に開催された評議員会において、ステートメントの内容も含めて、本件が了承されました。

このステートメントの発表は、我々日本地球化学会が行ってきた活動の一つの成果であるとともに、今後の更なる活動の起点でもあります。ここに至るまでに、多くの会員の方のご協力をいただきましたことを感謝申し上げるとともに、今後も、福島あるいは東日本復興のために引き続き手を携えて進んで行きたいと思います。

日本地球化学会
会長 海老原充

ジョイントステートメント全文

Goldschmidt2011、米国地球化学会(GS)、ヨーロッパ地球科学連合(EAG)のホームページにも、ステートメントが掲載されています。

Goldschmidt2011
http://www.geochem.jp/information/info/110907_Statement_FukushimaSession.pdf

Geochemical Society
http://www.geochemsoc.org/

European Association of Geochemistry
http://www.eag.eu.com/