▼ 日本地球化学会市民講演会

地球化学年会
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日本地球化学会市民講演会
地球化学者の仕事
宇宙と地球の謎を解くプロフェッショナル

人を、宇宙を、読み解く鍵を探すこと。それが、地球化学の仕事。
研究者の成功体験や失敗体験を交えて、探求を続ける地球化学者の研究の醍醐味を紹介します。

日時:
平成2014年9月20日(土) 14:00~ (開場13:30)
会場:
サンシップとやま (富山市安住町5-21)
対象:
中・高校生から一般の方まで
参加無料 定員200名 ※当日、直接会場へお越しください。
主催:
日本地球化学会/共催:富山大学
後援:
富山県、富山県教育委員会、富山市教育委員会、魚津市,(公財)富山県 ひとづくり財団、
富山経済同友会,(公財)環日本海環境協力センター,新川森林組合,(一財) 富山・水・文化の財団
プログラム
14:00-14:05
開会挨拶
2014年日本地球化学会実行委員会
実行委員長 張 勁 [富山大学大学院理工学研究部(理学) 教授]
14:05-14:25
(20min)
講演1「気候変動から日本人の起源を探る―気候と日本社会の変遷―」
川幡穂高 [日本地球化学会 会長/東京大学大気海洋研究所 教授]
気候の変化が生物に与える影響は、日本人の起源にも及んでいた。地球の体内に残された生命の痕跡からその足跡をたどる。
14:25-14:45
(20min)
講演2 「南極から見た海の横顔」
八田真理子 [ハワイ大学 研究員]
地球環境に大きく関与する海の環境。極地から海洋を見渡すことで、地球の様々な表情が浮き彫りになってくる。その知られざる横顔に迫る。
14:45-15:05
(20min)
講演3 「スーパーカミオカンデで探る宇宙の履歴書」
ウェンデル・ロジャー [東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設 助教授]
ニュートリノ研究で見えてくる物質誕生の秘密。宇宙形成の歴史を紐解く研究を、人材形成を伝える履歴書になぞらえて、わかりやすく紹介する。
15:05-15:25
(20min)
講演4 「立山地獄谷の硫黄溶岩形成の謎を解く」
増渕佳子 [富山市科学博物館 学芸員]
吹き出す硫黄のガスや硫黄の塔。刻々と形を変える立山地獄谷は、地球の胎動を感じる場所。「石好き」の心をくすぐるフィールドを熱く語る。
15:30-16:00
(30min)
講演5 「高校生による探求研究発表」
発表校:富山県立滑川高等学校、富山県立上市高等学校、富山県立石動高等学校
16:00-16:30
(30min)
特別講演 「プロフェッショナルになるには」
中尾哲雄 [富山経済同友会 特別顧問]
企業の内外を問わず、様々な人材に関わり、育ててきた経営トップが語る「プロフェッショナル」とは。仕事を成し遂げる人の条件を探る。
16:30
閉会